こんにちは。トレーナー村上です。
週末にカラーズトレーナーのトレーニング研修を行いました。
今回は「背骨をいかに意識するか」を話し合いました。
背骨はなかなか意識するのが難しい部分でもあります。
身体の背面側にあるので、視覚での情報が得られない分、
自分の感覚を頼りにするか、
もしくは第三者からの視点で確認することが必要になってくるからです。
ピラティスでよく使用する「Cカーブ」や「インプリント」という概念も、
どうやって背骨を意識するのかは、指導者によって考え方が違ったりしますが、
やはり大事なのは、動きの偏りをなくし、バランスのとれた動きのできる背骨を
つくること。
背骨のこの部分は柔軟性があるのに、ここの部分は動きがない、
中心が保てず、左や右に傾いて動く などの状態の放置は、
腰痛・肩こり・ヘルニアなどの症状を引き起こすだけではなく、
その回りにある内臓を圧迫したり、
背骨を介して全身をコントロールしている自律神経やリンパ・ホルモン・血流などにも
大きな影響を及ぼします。
ピラティスやボディキーなどを使用して、
背骨を1本の棒のように捉えず、積み木のように捉え、
背骨をアイソレーション(分離)して、一つひとつを動かす意識をすることが、
リキみのない自由な身体を作ることができます。
スタッフトレーニングの中では、背骨の一番下である尾骨から、
ゆっくり動かしていくことの効果を確認、実践しました。
背骨を丁寧に動かす大事さをどんどんお客様にお伝えしていきます。
ピラティススタジオ カラーズ大阪