- 2013-09-18 (水) 17:21
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こんにちは。トレーナー嶋です。
第二回筋膜セミナーが開催されました!
今回のテーマは「骨盤底~膝」へのアプローチ。
骨盤周辺はデリケートな部分でもあり正しい筋肉のイメージがないと
触るのが難しい場所でもあります。
今回のセミナーではまずペアワークで骨の理解する!というところから。
その名のとおり骨盤の底にあり、骨盤内の子宮や内臓を支えている筋肉で、
ピラティスでのコアの筋肉を形成している
「腹横筋」「骨盤底筋群」「多裂筋」「横隔膜」のうちのひとつ。
一番根底として重要になっているのがこの『骨盤底筋群』です。
骨盤の床の機能を果たしているわけですから、底の部分がしっかりしていなければ
そのほかのインナーユニットも効率よく働かせることは難しくなってきます。
骨盤底筋群はただしめるだけではなく、骨盤底筋群に影響する筋を「ゆるめる」ことで
働きやすい状態になり、
その結果、骨盤底筋群の筋力発揮がしやすい環境になります。
固くなった筋肉はうまく働かせることができず、動きが雑になってしまったり、
違う身体の部位で代償してしまいがちですが、」ゆるめてあげることで
再び筋肉をうまく働かせることができるようになってきます。
ではどこをゆるめるとよいのでしょうか。
今回、まずフォーカスが当たったのが「内閉鎖筋」という筋肉。
あまり聞きなれない筋肉ですが『骨盤底筋群』と筋膜を介して連結しているため
とても重要となります。
そして股間節とのつながりが大きい「内転筋群」へのアプローチ。
骨盤底筋群の活動は骨盤とつながりを持つ股関節の位置によっても大きく変化します。
これらの筋肉を覆っている筋膜がリリースされると立位での骨盤の位置が整い、
股関節に空間ができるような感覚になり、
ピラティスの動きやコアの筋肉の意識、伸びの感覚もぐっと変わってきます!
なかなか座学だけでは難しい骨盤底と股関節周辺の筋肉のつながりを
身体で感じることができるセミナーとなりました!
ご参加されたみなさん、これからのセッションに役立てていってくださいね。
ピラティススタジオ カラーズ 大阪